オープンキャンパス(形状計測と日本刀の3DCG再現のデモ)

8月8日(日)、長野大学でオープンキャンパスが開催されました。

こちらは企業情報学部の模擬講義の様子です。
前回の模擬講義は、Javaによる3DCGプログラミングで田中ゼミが担当でしたが、
今回はU先生が担当で「PCを使ったオリジナルのうちわのデザイン」です。

今回は大変大勢の方々にご参加いただきまして、まことにありがとうございました。
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こちらは田中ゼミの研究成果をパネルで紹介している様子です。
パネルを引っぺがして直接説明に使っています。
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田中ゼミは今回も日頃の研究成果を長野大学のオープンキャンパスで展示しました。
今回の出し物は、いつものレーザ光を用いた形状計測システム日本刀の3DCG再現システムです。

まずはいつものノボリです。
このノボリがあれば、そのあたりに田中ゼミの連中がいます。お声がけをよろしくお願いいたします。
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今回のデモ場所は、長野大学のラウンジの外側の寂しいヘンピなところを指定されましたが、
どんなところでも頑張ります。

さっそく参加者の高校生の方が、デモを体験してくれました。
形状計測の対象は、その辺りに放置されていた花瓶です。
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こちらが計測対象の花瓶と、それを3DCGで再現している様子です。この花瓶、適当なところから持ってきたわりにはまともなCGとして再現することができました。
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デジタルアーカイブして3DCG再現した結果は、プリントアウトして持って帰っていただきます。
良い思い出となってくれればうれしいです。
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また、お客さんです。今度は、いつものコクマを計測してもらいました。
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下の画像は、コクマを3DCGで再現した結果です。
ノイズ除去や穴埋め等の後処理(補正処理)をやりすぎたため、プラスチックのようなコクマになってしまいました。
でも、これはこれでカワイイCGになったのではないでしょうか?
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次は日本刀の3DCG再現システムのデモです。
長野大学のキャンパス内のシーンを想定して日本刀の3DCG再現を行っています。
長野大学で日本刀を振り回すとこの様に見えるのでしょう(いや、実際にやると危ないですが...)。
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こちらは複合現実技術(Mixed Reality)と呼ばれる技術を使って実際のシーン(今、自分がいる場所)に
日本刀を合成しているデモです。
画面上では、自分が持っているマーカー(四角いマークの書いてあるもの)に日本刀が貼り付いているように見えます。

マーカーを動かすと、その動きに合わせて日本刀が動き、表面の写り込みや光沢が変化するので非常にリアルです。
田中ゼミの自慢の一品です。

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オープンキャンパス内で参加者の皆さんのサポートをしている職員のAさんにも参加していただいて、バーチャル空間で日本刀を振り回していただきました。
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先日,田中ゼミでは新型の3次元形状計測システムを導入したというご報告をさせていただきましたが,まだ苦戦中です.

 

このシステムは空間コード化法と呼ばれる方法を採用しており,プロジェクタからあるパターンを投影して,そのパターンをカメラで撮影して物体の形状を計測します.

この方法は,最初にキャリブレーションと呼ばれる事前調整が必要なのですが,それがうまくいかずに前回から苦戦しております.

 

キャリブレーションの精度が全然得られないどころか,そもそもキャリブレーション用の画像の認識率がもの凄く悪い.

 

認識率の悪さを改善すべく,みんなで様々な案を出し,試行錯誤を繰り返しながら調べています.

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最初は機材が疑われ(まず機材を疑うのが田中ゼミの悪い癖),悪者にされたのはプロジェクタでした.

田中ゼミのプロジェクタは,色表現性能を向上させるために,液晶プロジェクタではなくDLPプロジェクタと呼ばれる方式のものを使用しているのですが,空間コード化法のように連続的にパターンを投影するような方式と相性が悪いのではないかということになりました.

それで,一般的な液晶プロジェクタが必要ということになり,森ゼミから液晶プロジェクタをお借りしてきました.森先生,ありがとうございました.

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次に明暗の差が激しいパターン画像を撮影するためにカメラの設定を微妙に調整していきます.

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こういった苦労の末,何とかキャリブレーション画像の認識率が向上してきたのですが,今度はキャリブレーション用のパターンの配置にかなり問題があることが分かりました.

この部分を改善しないとキャリブレーションの精度を向上させることができません.

 

それでキャリブレーション用パターンを効率よく設置するための装置をどうするか,ということで新しい計測台の設計をすることになりました.

また,ホームセンター等で材料を買ってきて自力で計測台を設計・制作しなければなりません.

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なかなか手ごわいです.もうしばらく,このシステムとの苦闘は続きそうです.

 

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田中ゼミでは,最先端のコンピュータに加えて,なぜか冷蔵庫電子レンジ炊飯器電気ポットと,生活感あふれるアイテムが多々あります.

これらのアイテムは,田中先生が私費で購入したり,OBが使わなくなったものを持ち寄ったりして

提供されています.

これらはたまにブレーカーを落としてくれたりしますが,極めて重要な役割を果たしています.

 

たとえば,田中ゼミのライフサポートシステムの一つである電子レンジ.

たまにブレーカーを落としてくれますが,頼りになる一品です.

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この季節では特に冷蔵庫が重要な役割を果たします.冷たい飲み物に,アイスクリーム,
夜食の保存等,その重要性はメインサーバシステムに匹敵します.

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その中で,田中ゼミの Refrigeratorサブシステム(いや...サブで使っていた冷蔵庫のことですが)が,こともあろうに,nunidesignに里子に出されることになってしまいました.

このことで田中ゼミのライフサポートシステムが弱体化し,大幅戦力ダウンです.

 

こちらが田中ゼミの元Refrigeratorサブシステム(しつこい...)です.

nunidesignの研究室では,田中ゼミの冷蔵庫が,このように真田幸村の写真とともにあたかも元からあったかのごとく,当たり前のように鎮座しております.

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nunidesignの皆さん,彼(冷蔵庫)の余生を大事にしてあげて下さい.

皆さんの活動のお役に立てますことを心より願っております.


※ nunidesignとは、長野大学のデザインサークルのことです。

 

 

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田中ゼミでは、今年は美術品や人体(肌)の形状計測のため、いくつかの3次元形状計測システムを導入します。

肌の形状計測はデジタルコスメ班が、美術品なんかの形状計測はAR班レンダリングシステム開発を行っている班が行います。

 

既に3次元形状計測システムの第一弾は導入しましたが、今回、2つ目の形状計測システムを

購入しました。

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しかし、このシステムなかなかくせ者で、キャリブレーションと呼ばれる計測前の事前調整がうまくいきません。

この作業は、チェック(市松模様)のパターンをカメラで撮影したり、プロジェクタで空間コードと呼ばれるパターンを投影したりして、その位置関係や向きを調整します。

 

今回は、このキャリブレーション用のチェックパターンがうまく撮影できていないようで、どうも形状が計測できる精度まで調整ができないようです。

それでA先輩、M先輩、O先輩の3人がかりで新しいシステムと格闘しています。

 

実は、このシステム次回のオープンキャンパスでデビューさせようと考えているのですが、ちょっと雲行きが怪しい状態です。

 

ブログのオチとして、「何とかうまくいきました」と報告したかったのですが、

まだうまくいっていません。

この後、どうなるか実はまだ全然自信がありません

 

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S君の送別会,またの再会を祈って(飲み会)

 今日は韓国からの留学生のS君が,母国に帰るということなので送別会を行いました.また日本には戻ってくるので完全にお別れというわけではないのですが,家庭の事情でしばらく休学して日本を離れます.

 

こちらは送別会の様子です.上田市の駅前の居酒屋で送別会は行われました.

試験期間中だというのに大勢の仲間が参加してくれました.

しっかり田中先生とU先生も参加しています.

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仲の良かった研究室のみんなにしばしのお別れの挨拶をしました.

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S君の音頭で盛大に乾杯!

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その後,主役をほったらかしで盛り上がる田中ゼミの面々です.

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料理も次々と注文され,どんどん食べられていきました.

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S君,この日は楽しんでいただけたでしょうか?

しばらくのお別れですが,また日本に戻ってきてくれることを楽しみに待っています.

 

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