2012年11月アーカイブ

長野県情報サービス振興協会 新事業研究チーム会議

11月8日(木)に、長野県情報サービス振興協会(NISA)の新事業研究チームの会議が長野大学で開催されました。
これは長野県内の情報系企業などが集まって、新しい事業を創り出していこうという研究チームなのですが、田中ゼミからも積極的に参加しています。

今回は、長野県内の情報系の学生の活動内容を発表して、その今後の実用性を考えていこうというテーマで議論が進められました。

今回、田中ゼミからはYR君のフライトシミュレータ、TYさんの「お肌チェッカ for スマートフォン」、次世代3DCGプロジェクトからM先輩の「反射モデル推定に関する研究」を発表しました。

当日は長野県内の企業の方と熱心に議論ができ、いろいろ有益なアドバイスをいただくことができました。
ありがとうございました。

まずは独自開発のフライトシミュレータの説明をするYR君です。
CGで作った地形などについても説明しています。
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こちらはデジタルコスメプロジェクトの肌計測の技術の話から「お肌チェッカ for スマートフォン」について発表をするTYさんです。
TYさんは学生ベンチャー企業で、このお肌チェッカの実用化を目指しています。
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こちらでは、実際にtablet PCを使って、「お肌チェッカ for スマートフォン」の実演を行いました。
長野県の企業関係者の方々からは大変好評でした。
喜んでいただけて、我々も大変うれしいです。
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最後はM先輩です。
光反射モデルに基づいた物体のCG再現に関する研究成果の発表となります。
こちらは基礎研究の段階のものなので、今後実用化をどのように目指していくかが課題となります。
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なんと! TYさんが、独立行政法人 日本学生支援機構の優秀学生顕彰事業の学術分野で大賞を受賞しました!!!


田中ゼミでは、これまで5年連続、のべ7名の受賞者を出してきたわけですが、今回は見事大賞を受賞することができました。
大変、めでたいことです。TYさん、本当におめでとうございます

【受賞概要】
画像から肌の表面状態を計測しCG再現できる技術を開発したことで、スマートフォン等で撮影した患者のヘモグロビン、血中酸素飽和度を推定し、貧血症状等の循環器系疾患を手軽に医療診断できるシステムを開発。

ということですが、これは田中ゼミで行っている「次世代3DCGプロジェクト」や「デジタルコスメプロジェクト」で、スマートフォンを用いた肌診断システムを開発した研究成果が認められたとのことです。


TYさんは、昨年度も優秀学生顕彰事業で奨励賞を受賞し、2年連続の受賞となります。


こちらの写真は国際会議でスマートフォンで開発した肌診断システムの研究成果を発表するTYさんです。こういった活動が優秀学生顕彰事業で認められたのでしょう。
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PCの改造(フライトシミュレータ用と全方位レンダリング用)

今回、研究用にPC 2台分の強化をすることになりました。

まず「美術品の3DCG再現」のシステム開発用に使っているPCが本体、GPUの両方ともにメモリ不足になってしまいました。
現在の田中ゼミのPCでは、現在田中ゼミで新しく開発しているシステムの極端に高解像度化された画像を処理するだけのメモリが足りません


それでPCを強化することになったのですが、パソコン全体を買い直す予算が無いため、CPU、メモリ、マザーボード、それからグラフィックスボード(GPU)を買い足すことになりました。

特に、大容量の分光画像をGPU上に記憶させるために、いくつかの実験で4GBのグラフィックスメモリが必要であることが分かりました。

CPUは最新のIvyBridgeの Intel Core i7 3770Kです。
マザーボードは、GIGABYTEのZ77-D3Hというもので、Intelの最新のチップセットであるZ77を搭載しています。
しかし、ここまで来て予算が尽き果て、GPUは、安価なZOTACのGeForce 630 (4GB)となりました。
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ちなみにZ77-D3HはMade in TAIWANであることが分かりました。
特に高価なマザーボードではないのですが、GIGABYTEのものは台湾製が多いですね。
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それでは早速、これまで使っていたレンダリング用PCからマザーボードを取り出します。もちろん、こちらのマザーボードもまだまだ使えますので、別のPCのものと組み替えて、再利用します。
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こちらは新しいマザーボードを組み込んだPCです。
青く光るマザーボードが美しいです。この後ケーブル類を整理してから元合った場所に設置します。
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設置完了後、新しく作成した全方位照明下でCGを生成してみました。
OSがFreeBSDなのでマザーボードを変更してもOSの再インストールなどは必要ありません。

これまで容量不足でレンダリングできなかった高解像度なCGが新しいPCでは問題なく処理できています。
今回はグラボ(GPU)がローエンドなものだったので、レンダリング速度そのものは低いのですが、GPUのメモリが4GBも搭載されているため、映像の高解像度化が可能となりました。

それにしても汚い作業場です。少し片付けないと...
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次は、フライトシミュレータの開発用PCです。こちらも同スペックのものに改良されます。
ただ、こちらは元々、AMD PhenomIIの比較的ハイスペックなものなのですが、それでもメモリ容量やバス速度を向上させるために、さらに改良が加えられます。
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黙々と作業をするフライトシミュレータ開発担当のYR君です。
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これまで実際に動作させる実機と、開発用のPCが同じだったので大変不便だったのですが、こちらのPCをフライトシミュレータ開発用に使用できるので、実機用と開発用に分けて開発ができるようになりました。
これで作業も大きく進展するのではないでしょうか。


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パンフレットの撮影(フライトシミュレータや肌計測等)

今週のゼミの活動日に来年度の大学パンフレットの撮影が行われました。
残念なことにブログ用にその時のシーンを撮影できませんでした。

田中ゼミの活動の様子からは、フライトシミュレータ肌計測のシーンがパンフレットに使われるようです。
とりあえず、そのパンフレットの撮影のためにフライトシミュレータの準備をしているところをご紹介いたします。


こちらはフライトシミュレータを操作しているST君と横から操縦方法について説明しているIT君です。
このフライトシミュレータは実際の飛行機と同じ操縦方法となっています。
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さらに左側は、フライトシミュレータの調子を見ているYR君です。
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