本日の田中ゼミ研究室の様子の最近のブログ記事

明日は名古屋の名城大学で情報処理学会の研究会が開催されるのですが、

そこで3年生のM君が発表します。

情報処理学会第139回グラフィクスとCAD研究会です。

 

明日はM君の発表と、田中先生が2009年度のGCAD賞を受賞したので、

その授賞式があります。

 

以前、学会に提出する論文の締めきりで徹夜で苦しみましたが、

今度は明日の準備で大忙しのM君です。

前回と服装が変わっていないのは気のせいでしょうか?

 

まずデモ用のソフトウェアがきっちり動くかどうかパラメータを調整しながら

確認しています。

デモ用ソフトウェアはWindows7上で動くようにVisual Studio 2008 Professionalで開発しています。

100715vs.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次に発表用の原稿です。

PowerPointは既に出来上がっているのですが、話す内容の原稿を手直しています。

100715genko.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その横では、OBのKS先輩が何やらSFっぽいエフェクトの3DCGを

作成しています。

100715ssenpai.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

出来上がった3DCGはこちら。

ビーム砲?でしょうか。けっこうカッコよく仕上がっています。

100715ssenpai2.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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リブロホールの照明環境の計測

田中ゼミでは実シーン内の照明環境下で、さまざまな物体の3DCG再現

行っています。

そのためには、さまざまなシーン環境の照明情報を計測しなければならないのですが、

今日は、長野大学のリブロホールの照明環境を計測しました。

100714riburo0.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3年生のM君は撮影方向に関しての基準(水平方向)を指示しています。

100714riburo.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3年生のH君は様々な撮影方向の照明情報をデジタルカメラで計測しています。

100714riburo3.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このようにカメラで計測した画像から様々な情報が分析され、合成されます。

実際には照明光源のエネルギーの空間分布も情報として保持しています。

計測画像から全方位のシーン環境を計測した結果です。

100714estscene.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

試しに計測したシーン照明環境下で、うちのゼミでデジタルアーカイブした

日本刀を3DCG再現しました。

日本刀の刀身上に周囲照明からの写りこみなども精密に再現できていることがわかると思います。

riburo_katana.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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犯人はこいつか!?(サーバコンピュータの移設)

以前,掃除機と電気ポットを同時に使用してブレーカーを落とした記事を書きましたが,

性懲りもなくまたブレーカーを落としてしまいました.

この懲りないところはまさに田中ゼミです.

UPSを買うお金のない田中ゼミでは,メインサーバシステムもろとも撃沈です.

膨大なデータを蓄えているHDDの損傷が心配です.

 

今度の犯人はこいつです.

電子レンジでパックのご飯を温めようとしてブレーカーを落としました.

100713range.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


それで田中ゼミでは急きょ,電源容量対策会議が開かれ,サーバコンピュータを

計測部屋(暗室)に移動することにしました.

こちらは独立した20Aが2系統あるので,計測機と電子レンジ,

オンラインゲームサーバ,メインサーバぐらいはなんとかなるでしょう.

 

サーバの移設を行うので3年生のK君とN君が計測部屋の

片づけをしています.

計測用の機器がたくさんあるので,けっこう散らかっています.

100713katazuke.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

OBのM先輩も荷物を運び出しています.

100713msenpai.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その横で黙々とサーバをセッティングするH先輩です.

大学院の授業の後なのに大変ご苦労様です.

100713hsenpai.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無事サーバシステムの移設が完了し,

何とか田中ゼミのメインサーバシステムが再度動き始めました.

ファイルシステムに損傷がないかチェックを行って稼働開始です.

100713server.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オンラインゲームサーバも同じ計測部屋で稼働しています.

左側のディスプレイがオンラインゲームサーバのコンソールで,サーバの稼働状況が

表示されています.

右側のディスプレイはクライアント用のPCのディスプレイです.

100713onlinegame.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

電子レンジの移設も終わり,これで安心してご飯が温められます.

100713range02.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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田中ゼミではコンピュータをたくさん使います.

 

様々な計算処理やサーバサービスのためCPUの処理速度やメモリの記憶容量が

必要となります.

 さらにはNVIDIA社のGeForceといったGPUと呼ばれるレンダリング専用の

ハードウェアも最新かつ高級なグレードのものが必要となります.

 

そうは言っても予算が限られているので,再利用できるパーツは

できる限り再利用して必要なパーツだけを新しく更新していく

スタイルをとっています.

 

今日はデジタルコスメ班が,PCのメモリを増やしたりマザーボードやCPUの

交換をして2年生用のPCを作りなおしていました.

デジタルコスメ班は,撮影画像から肌や化粧品の情報を解析したり,

肌や化粧品の反射計算や3DCG生成をしなければなりませんので

PCの処理性能は重要です.

作業をしているのは,2年生のIS君とKさんです.

100708skin.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とりあえず,PCを組み立て直して再度OSの設定です.

OSはFreeBSDを使っています.設定中なのでGUI(マウスやアイコン,ウィンドウ)の

システムは起動しておらずコンソール(キーボードのみの操作)で使用しています.

設定作業を行っているのは2年生のIS君です.

100708skin1.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とりあえず設定完了!KDEと呼ばれるデスクトップ環境が起動して

華やかな画面になっています.

100708skin2.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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デジタルコスメ班は,人間の肌を3DCG再現したり,化粧品の色特性を調べたりしています.

しかし,顔の形状を計測するための機器が無くて,これまでいろいろなところに

形状計測用の計測機をお借りして計測をしたりしていました.

 

しかし,とうとうついに田中ゼミでも3次元形状を計測するためのシステムを導入しました.

レーザー光を物体に当てて,それを画像計測して形状計測するものです.

1007073dscan.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

手でレーザー照射装置を持って,対象物体をなぜるようにスキャンすると

リアルタイムに形状が計測できます.

ちょっと感動です!これで我ゼミのデジタルコスメ班も人間の顔や肌の

計測がバンバンやっていくことができます.

1007073dscan3.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし,このシステム安価で優秀なんですが,綺麗に形状計測するのが

けっこう難しい...

 

担当を交代しながら,形状計測をしています.

1007073dscan4.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それでも慣れてくると何とか綺麗に物体の形状が計測できました.

画面上の3DCGの物体は,田中ゼミにあった豚の置物の形状を計測したものです.

画像が小さくて見づらいかも知れませんが,けっこう綺麗に3次元形状が計測できています.

1007073dscan2.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回導入したシステムでは,マットな白色物体は,そこそこうまく計測できましたが,

人間の肌はほとんどうまく計測できませんでした.

肌の場合には,システムがレーザの反射光をうまく認識してくれないようです.

ちょっと高価なグリーンラインレーザーの購入も検討しなければなりません.

 

実用レベルで人の顔の形状を計測して,化粧品や肌を計測をするためには,

もう少し精度を上げていく工夫が必要ですね.

 

また,デジタルコスメ班新しい課題が出てきました. 

明日から,新しい手法を開発していきたいと思います.


ところで,また新しくブログのリンク集に登録しようと思います.

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