田中ゼミでは様々な計測のための装置や器具を自作します.
大掛かりなものから,簡単な工作まで幅広くやっています.
そういうのが得意なGT君と信州大学大学院に進学しているM先輩とが
新しい計測用の器具の設計を打ち合わせています.
※さりげなくいるM先輩ですが,OBの出席率が高いのもうちのゼミの特徴です.
簡単な機器はその場でバリバリ作っていきます.
さて,買い出しから帰ってきて,材料はばっちり揃いました.
今回はシルクの微細な表面構造を計測するために,ステレオ法を用いて
表面の凹凸を画像から計測しようというものです.
普通はカメラを2台使うのですが,微細な対象なのでカメラを2台配置できません.
それでカメラか物体を動かして,擬似的に位置の異なる2台のカメラで撮影した画像を
撮影します.
次は工作のために簡単な打ち合わせをします.それですぐさま制作開始!
こちらがとりあえず完成した計測台です.
まだまだこれからも改良は加えていきますが,最初の段階としてはまずまずの出来です.
シルクをカメラの前で左右にずらすことができる計測台です.