デジタルコスメ班は,人間の肌を3DCG再現したり,化粧品の色特性を調べたりしています.
しかし,顔の形状を計測するための機器が無くて,これまでいろいろなところに
形状計測用の計測機をお借りして計測をしたりしていました.
しかし,とうとうついに田中ゼミでも3次元形状を計測するためのシステムを導入しました.
レーザー光を物体に当てて,それを画像計測して形状計測するものです.
手でレーザー照射装置を持って,対象物体をなぜるようにスキャンすると
リアルタイムに形状が計測できます.
ちょっと感動です!これで我ゼミのデジタルコスメ班も人間の顔や肌の
計測がバンバンやっていくことができます.
しかし,このシステム安価で優秀なんですが,綺麗に形状計測するのが
けっこう難しい...
担当を交代しながら,形状計測をしています.
それでも慣れてくると何とか綺麗に物体の形状が計測できました.
画面上の3DCGの物体は,田中ゼミにあった豚の置物の形状を計測したものです.
画像が小さくて見づらいかも知れませんが,けっこう綺麗に3次元形状が計測できています.
今回導入したシステムでは,マットな白色物体は,そこそこうまく計測できましたが,
人間の肌はほとんどうまく計測できませんでした.
肌の場合には,システムがレーザの反射光をうまく認識してくれないようです.
ちょっと高価なグリーンラインレーザーの購入も検討しなければなりません.
実用レベルで人の顔の形状を計測して,化粧品や肌を計測をするためには,
もう少し精度を上げていく工夫が必要ですね.
また,デジタルコスメ班に新しい課題が出てきました.
明日から,新しい手法を開発していきたいと思います.
ところで,また新しくブログのリンク集に登録しようと思います.
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