顔と肌の3DCG再現(人間のデジタルアーカイブ?)

田中ゼミでは人間の肌の3DCG生成が一つのテーマです.

我々のゼミのCGの特徴的なところは

「実際にいる人間を3DCGで再現する」ことです.

つまりカメラや3次元形状計測装置を使って,人間や肌を計測して,それを3DCGで再現します.

ソフトウェアも自分たちで開発したものを使います.

 

担当しているのはデジタルコスメ班なのですが,日夜研究を続けて

徐々に自分たちの技術を改良しています.

 

CGソフトウェア開発の面白いところは,自分たちが工夫した結果や

新しく試みた技術がうまくいったときに,その成果がCGの品質となって

直接自分の目で確認できることです

 

今回は,そういった研究成果の一部をお見せいたします.

長野大学の職員のSさんを3DCGで再現したものです.

しつこいですが,以下の画像は3DCGです.写真ではありません.

face00.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この顔の画像は3DCGなので,当然ながら見る角度を自由に変えることができます.

このCGを角度を変えて斜めから見てみましょう.

(田中ゼミのコンピュータでは,マウスでグリグリ動かすことができます.)

face08.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さらにこの顔の3DCGを拡大した画像です.小じわや毛穴の質感も出ていることが

わかるでしょうか?

face06.jpg 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以下の写真は,デジタルコスメ班が肌の計測をしている様子です.

100628satuei.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

様々な色彩計測機やカメラ,そして自作の計測台等を

駆使して人の肌を計測しています.

この技術がもっと改良されれば,人間を丸ごとデジタル記録して後世に

残せる「人間のデジタルアーカイブが可能になるかも知れませんね.

100628satuei2.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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このブログ記事について

このページは、田中法博ゼミナールが2010年6月28日 17:33に書いたブログ記事です。

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