田中ゼミでは人間の肌の3DCG生成が一つのテーマです.
我々のゼミのCGの特徴的なところは
「実際にいる人間を3DCGで再現する」ことです.
つまりカメラや3次元形状計測装置を使って,人間や肌を計測して,それを3DCGで再現します.
ソフトウェアも自分たちで開発したものを使います.
担当しているのはデジタルコスメ班なのですが,日夜研究を続けて
徐々に自分たちの技術を改良しています.
CGソフトウェア開発の面白いところは,自分たちが工夫した結果や
新しく試みた技術がうまくいったときに,その成果がCGの品質となって
今回は,そういった研究成果の一部をお見せいたします.
長野大学の職員のSさんを3DCGで再現したものです.
しつこいですが,以下の画像は3DCGです.写真ではありません.
この顔の画像は3DCGなので,当然ながら見る角度を自由に変えることができます.
このCGを角度を変えて斜めから見てみましょう.
(田中ゼミのコンピュータでは,マウスでグリグリ動かすことができます.)
さらにこの顔の3DCGを拡大した画像です.小じわや毛穴の質感も出ていることが
わかるでしょうか?
以下の写真は,デジタルコスメ班が肌の計測をしている様子です.
様々な色彩計測機やカメラ,そして自作の計測台等を
駆使して人の肌を計測しています.
この技術がもっと改良されれば,人間を丸ごとデジタル記録して後世に
残せる「人間のデジタルアーカイブ」が可能になるかも知れませんね.
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