田中ゼミではGPUを用いてリアルタイムに3DCGを生成するプログラムを
開発しています.
といっても何のことかわからないと思いますので,
細かいところは気にせず,まずはどんなCGを作成しているか見て下さい.
田中ゼミで開発したソフトウェアで再現した人間の3DCG(田中法博ゼミ デジタルコスメチーム作成)
どうです? リアルな人の顔のCGでしょ?
このブログ上の画像は,我々が開発したソフトウェアの実行結果をキャプチャして画像を
貼り付けていますので動きませんが,実際にはリアルタイム3DCGなので
マウスでグリグリ見る方向を変えたり光の当て方をリアルタイムに変えていくことができます.
実際にCGが動いている様子が見たい人がいたら田中ゼミまで来てみてください。
パソコンで3Dゲームをする人は,NVIDIA社のGeForceとか AMD社(旧ATI)のRadeonと
かっていうグラフィックスカードを,ご存じだと思いますが,快適にきれいな3Dゲームを
実行できるかどうかはこういったグラフィックスカードの性能に依存します.
このGeForceとかRadeonというものは,いわゆるGPU(Graphics Processing Unit)と
呼ばれるグラフィックス専用のハードウェアのことです.
田中ゼミではこういったGPUを使って,美術品や人間の肌をリアルに3DCG再現するための
ソフトウェアを開発しています.
GPU上のプログラムは専用のプログラム言語で記述しなければならないのですが,
田中ゼミでは,パソコン側ではC言語でプログラムを書き,GPU上ではGLSL(OpenGL Shading
Language)という言語でプログラムを書きます.
基本的にはFreeBSDといったオープンソースな開発環境でソフトウェア開発を
行っています.
今後,このブログ上でそういった技術を少しずつご紹介していきたいと思います.
興味のある人は,このブログをちょくちょくチェックして下さい.