本日の田中ゼミ研究室の様子の最近のブログ記事

「人の肌」の計測とその応用(健康支援に使えないか?)

hosoi-hikaku.jpg



















田中ゼミでは,デジタルコスメ班が人の肌を計測して,その情報をもとに人間をCG再現をしています.

当初は化粧品のシミュレーションを目的として「リアルな人間のCGを作ろう」というのが
目的だったのですが,最近では少し様子が変わってきています.

こちらのリンクを見てもらったら分かると思いますが,けっこうリアルに人の顔がCG再現できるようになっているのですが,現在では,こういった「肌の計測技術を医療とか健康支援に使えないだろうか?」というのが新たなテーマとして浮上しています.

まだ計画の段階なのですが,カメラで計測した画像から肌に含まれる様々な物質の情報,たとえばヘモグロビンとかメラニン等が推定できれば,その情報をもとにその人の健康状態まで調べられるのではないかということです.

そうすると今まで開発してきた技術の応用先が広がっていくのではないかと考えています.


今回の記事が面白いと思った方は以下のボタンをクリックして下さい.

 人気ブログランキングへ にほんブログ村 大学生日記ブログ ゼミ・サークルへ



現在,田中ゼミでは Microsoft の Kinectセンサーを使った研究を進めています.

ご存知の方もいると思いますが,KinectセンサーはMicrosoft XBOX 360 の非接触型のゲームコントローラなのですが,通常のRGBカメラに加えて,赤外線画像や距離画像が獲得できます.

これは大変強力な機器であるため,単にゲームのコントローラとしてだけ使用するのは勿体ないと考えました.

それで我々は,Kinectセンサーからの情報を使って人間の動作解析や大きな構造物の形状計測に使用したいと考えています.

まだプロジェクトは始まったばかりなので,十分に詰められた計画ではないのですが,
今,考えている応用としては独居老人などの「見守りシステム」に使用できないかということです.
一人暮らしの老人にとって緊急時に対応できるように常時見守りが必要です.

しかし,たとえば監視カメラを使った場合だと日々の生活を他の人に見られてしまうので,プライバシーが侵害されてしまいます.

そこで,コンピュータで生活の状況を把握できるようにすれば,こういったプライバシー問題が発生せずに「独居老人の見守り」ができるのではないかと考えています.

この方法では独居老人の生活状況は映像として撮影するのではなく,人間の動き情報だけを抽出して記録し,「単に寝ているだけ」なのか,「病気などで倒れてしまった」のかをコンピュータが判断します.

Kinectセンサーの実験中
111213kinect.jpg




















今回の記事が面白いと思った方は以下のボタンをクリックして下さい.

 人気ブログランキングへ にほんブログ村 大学生日記ブログ ゼミ・サークルへ



次世代3D CGプロジェクトのWebページ

長野大学 企業情報学部の次世代3D CGプロジェクのWebページができました.
ここでは我々田中ゼミをはじめ多くの学生が開発しているCGや画像処理のシステムを紹介しています.

とは言っても,まだ作成途中なので,これから徐々に充実していく予定です.
よろしければ適時ご覧いただければ幸いです.

次の画像は,このプロジェクトの成果の一つとしてデジタルコスメ班が作成した「人間の肌のCG」です.
111212-cg.jpg


















今回の記事が面白いと思った方は以下のボタンをクリックして下さい.

 人気ブログランキングへ にほんブログ村 大学生日記ブログ ゼミ・サークルへ



学長から表彰していただきました

後日,詳細をお知らせしますが本年度はTY君が 独立行政法人 日本学生支援機構の優秀学生顕彰事業で
学術分野奨励賞を受賞しました.

田中ゼミからは4年連続の受賞となります.

いやぁ~,大変めでたいです.

今回は,この活動が認められて,TY君は学長から表彰されました.
会場は長野大学リブロホールです.

この日は課外活動表彰・長野大学後援会奨励賞の2つの賞をいただくことができました.
まことにありがとうございます.

授賞式のとき,TY君は学長と2ショットで記念撮影をしていただきました.
111211-2shot.jpg



















学長から表彰状を受け取るTY君です.
111211-hyosho.jpg



























緊張しながら受賞に対するスピーチをするTY君です.
111211-speach.jpg





















今回の記事が面白いと思った方は以下のボタンをクリックして下さい.

 人気ブログランキングへ にほんブログ村 大学生日記ブログ ゼミ・サークルへ



スマートフォンを用いた文化財案内アプリの開発

田中ゼミは、世間に流されやすい最先端を追い求めているため、スマートフォンのアプリ開発にも力を入れています。
時代はスマホです。

その中の一つとしてスマートフォンを用いて長野県の文化財を案内するシステムを開発しています。
これは学生ベンチャー企業の立ち上げを着々と進めているTY君の研究成果の一つです。

ここでは、まず長野県上田市が誇る蚕糸に関する歴史的文化財を案内するために応用しました。上田市にある笠原工業という会社では、100年以上前に建造された繭倉(まゆくら)や洋風建築が残されており、高い文化的な価値を持っています。

TY君のシステムは、こういった文化財にスマートフォンのカメラを向けると、その画面に写っている文化財の案内情報が得られます。

この日は、上田の蚕糸文化に興味を持たれている方々を対象に、システムの運用実験を行いました。

まずは、システムの紹介と使用方法を説明するTY君(笠原工業会議室内)です。

111210toya-presen.jpg




















実際に笠原工業内で皆様にシステムを使用していただきました。

111210smartphone.jpg




















TV局からも取材を受けています。
111210toya-tv.jpg



















この内容は長野大学のWebページにも掲載されています。

また、信濃毎日新聞の記事にもなっています。 


今回の記事が面白いと思った方は以下のボタンをクリックして下さい.

 人気ブログランキングへ にほんブログ村 大学生日記ブログ ゼミ・サークルへ



1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11

このアーカイブについて

このページには、過去に書かれたブログ記事のうち本日の田中ゼミ研究室の様子カテゴリに属しているものが含まれています。

前のカテゴリは技術情報です。

次のカテゴリは研究です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

長野大学公式サイトへ