午前 9時 AO入試合格者のための「入学前学習プログラム」 10時15分 清水貞夫先生特別講演会『東日本大震災と災害弱者の今』 11時 福祉施設バザール 12時 自治体・地域実習報告(「社会福祉基礎実習」ポスター発表) 14時 研究実践等発表(口頭発表)
長野大学社会福祉学部にて教鞭をとられていた清水貞夫先生(宮城教育大学名誉教授)による特別講演会
自治体地域実習(2年生)のポスター発表は1年生や高校生らが聴講しました。
午前 9時 AO入試合格者のための「入学前学習プログラム」 10時15分 清水貞夫先生特別講演会『東日本大震災と災害弱者の今』 11時 福祉施設バザール 12時 自治体・地域実習報告(「社会福祉基礎実習」ポスター発表) 14時 研究実践等発表(口頭発表)
長野大学社会福祉学部にて教鞭をとられていた清水貞夫先生(宮城教育大学名誉教授)による特別講演会
自治体地域実習(2年生)のポスター発表は1年生や高校生らが聴講しました。
長野大学祭初日の2012年10月20日(土曜)に、第8回社会福祉学部デーを実施いたしました。
長野大学社会福祉学部では、現場実習や教育実習、ゼミナール活動の発表の場として社会福祉学部デーを毎年この時期に開催しております。
社会福祉学部デーのプログラムとしては午前のポスター発表と、午後の口述発表、さらに地域の福祉施設によるバザール(販売)が中心となります。
午前9時30分から11時30分までの2時間、2年生の社会福祉基礎実習(自治体・地域実習、施設実習)の報告としてポスター発表を行いました。それぞれの自治体・地域、あるいは施設ごとに実習報告(ポスター)を作成し、それぞれの持ち時間(30分)に1年生向けの報告を行います。
基礎実習を経験した2年生から、来年度実習へ向かう1年生への情報提供にもなっています。
1年生は来年度自分たちが経験する実習の概要をつかもうと真剣です。
発表者はポスターを指し示しながら自分たちの学びについて解りやすく報告します。
無事に発表が終わった学生たちには満足そうな笑顔が満ちていました。
午後からは4年生による相談援助実習、精神保健福祉援助実習、卒業研究、専門ゼミナールの発表が実施されました。学会発表のように座長(進行役)やタイムキーパーなどもいます。
4年生の発表者はパワーポイントを指し示しながら発表をおこないます。
来年度、相談援助実習等に向かう2年生たちが真剣に聴いていました。
質疑応答の時間も用意されており、活発に質問が投げかけられていました。
社会福祉学部デーの運営にも多くの学生が関わっています。前日には配布用資料が印刷され、学生らが手分けをして綴じていました。
57ページもの資料を手作業で集め、1冊ずつ丁寧に綴じていきます。
学生たちが手塩にかけた冊子。300冊を越える量が作られました。
社会福祉学部長 伊藤英一
長野大学社会福祉学部では、地域医療先進県である長野県における保健・医療・福祉の連携(統合)を見聞するため、県内でも有数の先進的な取り組みを展開している自治体(町・村)を訪問し、それらの取り組みを体験し、首長(村長や町長)や関係職員から直接お話をお聴きする機会を設けています。
資格取得のための実習ではありません。ほとんどすべての学生が対象となる初年次教育の総まとめ的な科目で、他大学でも類を見ない学びの場が「社会福祉基礎実習」です。
その「社会福祉基礎実習」がはじまりました。
8月21日から23日までの3日間、6名の学生と共に長野県小県郡長和町(旧長門町、旧和田村)を訪問しました。
初日は羽田健一郎長和町長の講話から始まりました。行政トップの首長から直接話を頂く機会などははじめてであり、学生たちにとっては大変有意義な経験だったと思います。その後、町内の施設見学をおこない、翌日からの配属実習の状況を把握しました。
羽田健一郎町長による講話を聴く学生たち
長和町にある老人保健施設での見学場面
老人デイサービスセンター(旧・長門町)にて特殊浴槽を見学する学生たち
老人デイサービスセンター(旧・和田村)にて浴室を見学する学生たち
初日の町長講話、施設見学が終わり宿舎にて夕食。
やっと長い1日が終わろうとしています。
夕食が終わったら...自由時間もほどほどにミーティングが始まります。
明日の実習に向けた事前連絡や本日のふりかえりと、学修のまとめをします。
実習記録ノートを書いていて気がつくと深夜にまでなっていることもしばしば。
翌朝の朝食。寝不足だったりしますが、たくさん食べないと元気がでません。
さて、今日は1日丸々の実習となります。
障害者就労支援施設にて、部品組み立てを利用者と一緒に体験したりします。
高齢者グループホームではお茶をいれたり、食事のお世話をしたりします。
最終日の3日目も午前中は実習を行ないます。
利用者さんたちと昼食を摂ったあと、午後1時すぎから3日間の振り返りとなります。
たまたま執務中だった羽田町長にもわざわざお出まし頂き、記念撮影!
小さな自治体のすばらしい取り組みの状況が少しだけ学ぶことができたと思います。2年生の後学期からは、それぞれの目標に向けて専門的な学修に取り組んでいくことになります。
社会福祉学部長 伊藤英一
本日5月2日(水)、本学社会福祉学部の客員教授である三四六氏の特別講義がありました。
2年生のほとんどが履修している「社会福祉基礎実習指導」の授業において、夏季休業中に実施される「社会福祉基礎実習」に必要となる心構えを講義して頂きました。
「モティベーション」について講義を進める三四六さん
社会福祉基礎実習指導とは、地域医療・地域保健の先進地域という長野県の特色を生かした本学独自の教育プログラムです。2001年度より開講している科目であり、福祉専門職の導入教育として、さらには教育職員など地域に貢献できる人材育成のための基礎的教育の一環として開講しています。
社会福祉基礎実習とは、夏休み中の3~4日間程度を利用し、主に県内の小規模自治体で行われている福祉サービスを10名程度の少人数で体験するプログラムです。特に、県内でも先駆的な取り組みをしている自治体の特色ある各種サービスを網羅的に見聞することを目的として、自治体ごとの小グループでの事前学習などの準備を進め、実習期間中は小グループの仲間たちと寝食をともにしながら引率教員の指導を受け、現場での体験学習を進めます。
1年生の時に三四六先生の講義を受講している学生たちからは質問もあり、社会や現場の厳しさを伝える中にも、和やかで、かつ学生たちへの期待も込められた良い講義だったと思います。
社会福祉学部長 伊藤英一
第7回 社会福祉学部デーが11月5日(土)に実施されました。
午前中は4年生による現場実習報告や教育実習報告、研究報告や、卒業生による実践報告などがありました。
午後からは2年生による自治体・地域実習(社会福祉基礎実習)報告会としてポスター発表がありました。
発表時間前でしたが見学に来た高校生向けに説明をする学生たち
発表時間が来ると、来年度実習にいく1年生が聴講に集まりました
それぞれの発表ポスターの前で真剣なまなざしの1年生たち
自分たちの実習内容を解りやすく解説する2年生たち
自治体・地域実習とは、地域医療先進県の長野の特色を生かした本学独自の教育システムとして2001年度より専門導入教育として実施しています。
通常、2年生の夏休み期間の3日程度を利用して、県内でも先駆的な取り組みをしている自治体の特色ある取り組み(福祉などの各種サービス)を網羅的に体験・見聞します。
2年生の前期から自治体ごとに10名以下の少人数グループで準備学習を進めます。実習期間中はそのグループの仲間たちと寝食を共にし、現場での体験学習を進めて行きます。
そして、その実習での成果をまとめ、今回の発表会となりました。
学生たちにとっては初体験の事ばかりで、不安や戸惑い、混乱などもあったと思われますが、それぞれの貴重な体験は今後の学びや進路選択において有益な原体験となることでしょう。
この発表を聴講した高校生(来年度入学予定者)から次のような感想が述べられました。
「先輩方から実習内容を伺い、机の上で学ぶだけでは分からないことがたくさんあることを学びました。社会福祉学は奥が深いんだなと感じました。私にも発表する日が来ることを思うと少し緊張します。」
入学後の学修に期待したいと思います。
社会福祉学部長 伊藤英一
「四苦八苦」を用いて講義を進める三四六客員教授
6月2日(木曜)の2限(10時30分~12時)に、テレビやラジオのパーソナリティなど、長野県を中心に活躍中の三四六氏(本学客員教授)による特別講義が開催されました。
特別講義は、社会福祉学部2年生の専門科目「社会福祉基礎実習指導」において、「はじめての体験実習にむけて」というテーマで行なわれました。
2年生は、夏期休業期間に実施する自治体・地域実習(地域に根ざした福祉を展開している福祉県内十数カ所の自治体・地域に学生を10名程度ずつ派遣)に向けた学修を進めています。
初めての体験や挑戦に向けた意欲の高め方や、初めての場所・地域に向かうための心構え、初めてお会いする方とのコミュニケーションの取り方などについて、三四六氏の体験談などを交えながらの講義が行なわれました。
聴講した学生の中には「本質を変えるのではなく、物事をどう捉えなおせば幸せに思えるのかを考えてみることが大切だという点に共感を覚えた」「前向きな思考により夢が叶うということを伺い、いつも後ろ向きな発言の自分を変えてみようと思った」など、夏の基礎実習に向けた課題が見えたのではないかと思います。
社会福祉学部長 伊藤英一