社会福祉基礎実習(自治体実習)

社会福祉学部の2年生は、夏休みを利用して「社会福祉基礎実習」に臨みます。
前学期の「社会福祉基礎実習指導」では、数名の学生グループが実習先となる自治体の情報を収集したり、実習テーマを検討したり、実習内容を調整したりすることを通して事前学習を行います。


長野大学社会福祉学部では、先進的な地域医療先進県としての保健・医療・福祉の連携を学ぶため、特に県内でも有数の先進的な取り組みを展開している自治体(町・村)を訪問し、それらの取り組みを体験し、さらに首長(村長や町長)や関係職員から直接お話をお聴きする機会を設けています。
資格のための実習ではない、他大学でも類を見ない「基礎実習(自治体実習)」という学びの場を設けています。


9月15日から17日までの3日間、10名の学生を引率して長野県上水内郡小川村を訪問してきました。社会福祉基礎実習としての二泊三日を過ごしました。

初日午前中は小川村の村内見学と小川村の福祉についての講話を受けました。初日午後から三日目午前までは、2〜3名の少人数グループに別れて保育園や社会福祉協議会の各種サービス(デイサービス、ホームヘルプ、作業所など)に別れて体験をしました。

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作業所での実習風景です。右側手前の学生が作っているものは熊のぬいぐるみです。

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完成品です。いろいろな端切れを利用しているため、どれひとつとして同じものはありません。

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パーツの状態。これだけでも作り手のセンスがとても良い感じですね。

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学生たちが手取り足取り教えて頂いているのはメンバー(利用者)さんです。

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ぬいぐるみ以外には「箱折り」もやっています。
食品関係のため、頭髪などが落ちないようにキャップ着用が必須です。

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三日目午後は基礎実習全体のふりかえりとして、実習内容を報告し、各自のテーマについて到達度を述べたり、感想を発表しました。
その後、社会福祉協議会事務局長などにもご参加頂き、質疑応答を行いました。


10名の学生にとってはとても充実した三日間になったと思います。
社会福祉学部長 伊藤英一


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