長野大学の近くに浦野川という比較的大きな川が流れています。
浦野川はいくつかの支流が合わさり、やがて千曲川へと合流します。
この支流の一つに、底生魚のカジカが生息しています。カジカは
長野県の河川の中上流域で普通に見られていた魚だったのですが
最近は個体数が減少傾向にあり、県では準絶滅危惧種に指定され
ています。
浦野川支流のカジカも、個体数が減少傾向にあるため、地域の
方からの要望もあり、今年から水環境学ゼミの1グループで、
カジカが棲める河川環境の再生をテーマとした研究をスタート
することになりました。
まずは、カジカ減少の理由を探るため、同支流内でカジカが生息
する場所と生息しない場所で、河川環境にどのような違いがある
のかを定量的に調べる予定です。そして、このデータを基に、
カジカにとって適した環境を再生する方法を考えたいと思います。
■カジカが生息しない場所。アブラハヤなどはたくさんいるのですが・・・
■カジカの生息が確認できた場所。先ほどよりも500mほど上流に位置します。
カジカが生息できるかどうかは、河床の底質環境がポイントになるのではと、
現在の所、考えています。
■採集されたカジカです。
浦野川はいくつかの支流が合わさり、やがて千曲川へと合流します。
この支流の一つに、底生魚のカジカが生息しています。カジカは
長野県の河川の中上流域で普通に見られていた魚だったのですが
最近は個体数が減少傾向にあり、県では準絶滅危惧種に指定され
ています。
浦野川支流のカジカも、個体数が減少傾向にあるため、地域の
方からの要望もあり、今年から水環境学ゼミの1グループで、
カジカが棲める河川環境の再生をテーマとした研究をスタート
することになりました。
まずは、カジカ減少の理由を探るため、同支流内でカジカが生息
する場所と生息しない場所で、河川環境にどのような違いがある
のかを定量的に調べる予定です。そして、このデータを基に、
カジカにとって適した環境を再生する方法を考えたいと思います。
■カジカが生息しない場所。アブラハヤなどはたくさんいるのですが・・・
■カジカの生息が確認できた場所。先ほどよりも500mほど上流に位置します。
カジカが生息できるかどうかは、河床の底質環境がポイントになるのではと、
現在の所、考えています。
■採集されたカジカです。