2012年12月27日、私の研究室で飼育中のサケの
発眼卵がふ化しはじめました。研究室では、野外よりも
水温が高めであるため(現在の飼育水槽の水温は10℃程)、
予定よりも少し早めのふ化になったようです。
しばらくはエサを食べずに、腹部にある卵嚢に蓄えられ
た栄養を吸収しながら成長を続けます。底から浮かび
上がって、浮遊生活を送るようになるのは(このタイミング
からエサを食べ始める)、来年の1月中頃だと思います。
■ふ化直後の仔魚です。まだ全長2cm程で、腹部に大きな
卵嚢を抱えています。
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