二ヶ月近く前に、田中ゼミと連名でデジタルアーカイブ技術で使われている分光ベース3DCGレンダリングシステムをAndroid端末に実装する論文を制作しているといった旨のブログ記事を書きましたが、その論文発表が終わった後も開発を続け、見栄えの良い状態の物が徐々に完成してきました。
レンダリングシステムにはOpenGL ES 2.0とGLSL ESを使用しています。
開発当初はよくサンプルで見かけるようなこのような立方体しか出せなかったのですが……
現在ではここまで開発が進みました!
レンダリングシステムにはOpenGL ES 2.0とGLSL ESを使用しています。
開発当初はよくサンプルで見かけるようなこのような立方体しか出せなかったのですが……
現在ではここまで開発が進みました!
ふりかえるってみると、当初はAndroidアプリケーションやOpenGLへの知識や技術が浅かったために、田中ゼミ独自の技術部分ではなくOpenGLや3DCGの基礎部分でよくつまづいていました。
そのあたりの開発の変遷については、また後日、他にブログのネタがなければ、覚えている範囲で公開していくことになるかと思います。
僕としては、Android端末で日本刀を再現したかったのですが、現在サークルや田中ゼミが保有している端末のArchos70や28ではこの状態が性能の限界で、これ以上は無理でした(IDEOSでは上の立方体すらレンダリングできません)。
より高スペックのAndroid搭載スマートフォンを購入する予定もあるので、そちらが手に入るまではこのレンダリングシステムのUI(ユーザインターフェース)部分を開発していきたいと思っています。