2012年3月アーカイブ

前川ゼミナール4年高橋明英です。

大学を卒業するにあたり、卒業論文を書いていました。

それが、この度書き終えたため全文掲載いたします。

<研究内容>

・そもそもインターネット放送とは何か

・インターネット放送でお金を稼ぐことは出来るのか。

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・インターネット放送を移動しながら行うことは出来るのか

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・問題点の解決策を探る

・事例研究

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となっています。

と言っても、膨大な量になってしまうためPDF形式でアップロードする形とします。
低圧縮の高画質にしてあるため、HDDの容量を確認しておいてください。

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全文

はじめに

目次

第1章 インターネット放送局とは

第2章 インターネット放送局と収益 

第3章  モバイル放送局の試行

第4章  インターネット放送局の問題点と解決策

第5章  インターネット放送局の実例

終わりに 

謝辞

参考文献 

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皆さんお久しぶりです。企業情報学部4年の小林隆志です。長大ブログの更新もかなり久しぶりになりますが、卒業論文も無事に終わったということで私の研究を振り返りたいと思います。

 

私のおこなった研究のテーマは望月町の魅力発見というもので、私が生まれ育った佐久市(旧望月町)にスポットを当てまして地道に研究をおこなってきました。

 

研究の方法としては地域の方にお話をお聞きしておこなうインタビュー形式の調査、外の市町村に訪問し市役所や支所の方と対談をしてその地域の情報発信の方法を学習する方法、おこなわれているイベントに参加をしながら見聞を深める方法、デジタルアーカイブコーディネータの養成講座に参加をしてデジタルアーカイブを使った問題の解決に取りくむ方法、行事を撮影して動画サイトに動画を掲載する方法に挑戦しました。

 

情報公開の手段としては地域SNSおらほねっとだけでなく、動画サイトのYouTubeも使用しました。何故YouTubeを使用したのかと言うとより多くの方に見ていただける動画サイトで考えた末にYouTubeが思いついたからです。YouTubeに掲載した旧望月町の情報は旧望月町の中でもとても大きい年中行事である8月15日におこなわれる「榊祭り」、11月3日におこなわれる「草競馬大会」、旧望月町出身である書道家の比田井天来の生家の方へのインタビューをしている様子をそれぞれ掲載しました。掲載してから2年が経過しておりそれぞれの動画の再生回数は3月14日現在で「榊祭り」が338回、「草競馬大会」が330回、比田井天来生家の方へのインタビューが179回となっています。私の掲載したYouTubeの動画を見る方法はYouTubeの最初の画面でj08020と入力すると該当します。

 

地域の方にお話を聞くというインタビュー形式の方法では旧望月町に住む方の家にいき、望月町の歴史的な話や榊祭りの歴史といった内容のお話を聞くことで知識を深めることができました。

 

他の市町村と旧望月町との比較では旧望月町の他に佐久市、上田市、松代町を訪問した上で実際に旧望月町との情報発信の方法を具体的に比較をしました。立科町でおこなわれているまち歩きのイベントである「中山道ウォーキング in たてしな」への参加をすることで更に知識を深めることができたと思います。

 

デジタルアーカイブを使った問題解決に取り組む方法はゼミでおこなわれた「デジタルアーカイブ・コーディネータ養成講座」に参加をしましてデジタルアーカイブがどのような物なのか、旧望月町に活用できることはできるのかを考えるとても良い機会であったと思います。

 

4年生になり9月14日にNPO法人 もちづきまちづくり研究会の代表である竹内さんとお会いして旧望月町でどのような活動をおこなっているかをお聞きしました。

 

山あり谷ありの旧望月町の研究でしたが、無事に卒業論文を学校に提出をしてゼミの先生と環境ツーリズム学部の先生に評価をしていただきました。

 

卒業論文はその後も修正がおこなわれて、旧望月町の方に私のおこなってきた研究の結果を発表することとなり2月26日にNPO法人 もちづきまちづくり研究会の代表である竹内さんに主旨の説明をしたところ地元出身の学生が旧望月町の問題点や課題を調べ、問題点をどのように改善をすれば良いのかを発表するという時間を作っていただけるということになり私は旧望月町の歴史や文化を研究している方の前で堂々と私が地道に調べてきた旧望月町の歴史、魅力となり得るもの、問題点を解決するための提案をおこないました。

 

旧望月町の方の発表の後で、代表の竹内さんとお話をしました。代表の竹内さんは君のような地元が旧望月町のことが好きで今後の旧望月町の未来を心配してくれているというのはとても嬉しいととても喜んでくださいました。

 

YouTubeに掲載した榊祭りの映像です。

http://www.youtube.com/watch?v=x2nmzU-Fi4I

 

YouTubeに掲載した草競馬大会の映像です。

http://www.youtube.com/watch?v=SrTw9Z9ApCQ

 

YouTubeに掲載した比田井天来の生家の方におこなったインタビューの映像です

http://www.youtube.com/watch?v=wYF6Li98cxI

 

私が地道におこなってきた旧望月町の情報が掲載されているおらほねっとのページです

http://sns.orahonet.jp/blog/index.php?ps=3&&pl=&s=&so=&key=10188&cid=148

 

大学のホームページにはこのような形で紹介されました

http://www.nagano.ac.jp/news_topics/2012-0226mochizuki/index.html

 

2010_0815榊祭り 昼の部0023.JPG

8月15日に望月町でおこなわれる「榊祭り」の様子を撮影しました。午後におこなわれる子供神輿は地元の学生が担ぎます。

 

2010_1103草競馬大会0021.JPG

11月3日に望月町でおこなわれる「草競馬大会」の様子を撮影しました。会場の総合グラウンドには観覧をするために、大勢の方が訪れます。

 

2011_0914木村屋菓子店0014.JPG

NPO法人もちづきまちづくり研究会の代表をしていらっしゃる竹内さんの木村屋菓子店です。ここで販売されているお菓子はどれも絶品です。

 

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望月宿を見下ろす山に建てられた望月城の跡地です。望月地方を収めていた望月氏の城です。

 

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望月という場所は駒の里と呼ばれていて、佐久市望月支所の駐車場にも駒の里を証明する銅像が設置されています。

 

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2日間にわたっておこなわれたデジタルアーカイブ・コーディネータ養成講座に参加しました。蚕都上田館をモデルにカメラ店のご主人の指導の下で風景の撮影の練習をしている所です。普段、何気なく撮影している風景も撮影の角度を変えることで様々な特徴を捉えられることを学習しました。

 

2011_1023中山道ウォーキング0055.JPG

旧望月町と他の市町村を比較するために、旧望月町の隣の立科町のおこなわれているまち歩きの「中山道ウォーキングinたてしな」へ参加をしました。笠取峠をスタートし茂田井宿の武重本家酒造株式会社までを語り部の方の説明を聞きながら歩きました。コースの至る所では地元の特産品を使ったおもてなしがおこなわれました。

 

2011_1123天来記念館0012.JPG

望月町出身の書道家である比田井天来は現代書道の父をと呼ばれ大きな功績を残しました。比田井天来の功績を称えて地元の方をはじめ、弟子の方などからの寄付をいただいて天来記念館は完成しました。書道専門の美術館は日本で初めてです。

 

望月宿.JPG

望月宿は中山道の26番目の宿場街として多くの旅人に利用されてきました。現在では閉まっている建物もあるものの、中には営業をしている旅館や飲食店もあります。望月宿を訪れた時には是非お立ち寄り下さい。

 

井出野屋旅館.JPG

井出野屋旅館は望月宿にある旅館であり現在も現役です。木造3階建ての建物は望月宿の中でも珍しいのだそうです。この井出野屋旅館は映画の舞台に使われています。私も実際に映画を見て驚きました。

映画は「犬神家の一族」と「君を忘れない」という作品です。

 

松代町訪問.JPG

松代町へ訪問をおこないNPO法人夢空間松代のまちと心を育てる会の事務局長である香山さんのお話をお聞きしました。松代町は合併をしたものの、地元の歴史的資源を活用して歴史を肌で感じられるような地域となりました。望月町もそんな地域にしたいと私は考えています。

 

望月城の見取り図.JPG

望月宿を見下ろす望月城の見取り図です。NPO法人もちづきまちづくり研究会の皆さんが研究者の方と研究を重ね、完成させた1枚です。望月城には狼煙を上げるための高台もありかなり大規模な山城であることに驚きました。

 

地域の方へ発表.JPG

3年間の望月町の研究をNPO法人もちづきまちづくり研究会の皆さんの前で時間をいただいて私の研究の成果として発表と提案をさせていただきました。とても緊張をしましたが、望月町に生まれた若者が真剣に望月町の未来を心配して考えていてくれることがとても嬉しいと真剣に私の発表を聞いて下さいました。私もとても良い機会を得ることができたと思います。

 

私の3年間の望月町の研究は地元の方の協力が無くてはここまで進展がなかったと思います。この場を貸りまして研究を支えていただいた方にお礼を申し上げたいと思います。

 

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