2011年11月アーカイブ

高橋明英です。

去る11月26日・27日に日本シルクロード学びあい講座・蚕都上田編というものが行われました。

私は諸用により残念ながら27日のみの参加となってしまいました。

内容は蚕都上田と関わりの深い横浜市からお客様を招き、蚕都に関わる施設等をタブレット型PC(SonyTablet・Ipad)を持ちながらめぐってもらうというものです。

まず、最初に訪れたのが「藤本蚕業歴史館」という場所です。ここで、養蚕の歴史を学びました。私が驚いたのは、蚕の繁殖に関して薄めた塩酸を用いて調節することができ、それによって蚕業を産業化することができたという話でした。

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(写真は応接室。左側にある書籍は蚕の育成法についての書籍である)


その後、「かつて」養蚕を行なっていた個人の住宅を見学させて頂きました。私の家もかつて養蚕を行なっていたのですが、知らないことも多く大変勉強になりました。

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ここまで蚕の育成をテーマに上田のまちを回って来ました。
そこで今度は蚕の繭からとった糸を製品化している小岩井つむぎ工房という場所を訪れる事になりました。

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小岩井つむぎ工房においては、糸を取り布にしているだけではなく、写真のように様々な製品を製作しています。中でも「戦国BASARA」とのタイアップによる携帯ストラップは人気商品であるとのことでした。

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※写真は発売元であるカプコン公式サイトより

小岩井紬工房URL

次に訪れたのが、ゆうすげ蝶の里という場所です。ここは蚕の餌となる桑を育てる石段の段々畑を復元しているとのことでした。山の斜面に沿って頂上まで復元しているとのことでした。

ここまで見学をした所で正午を過ぎたため、お昼の時間となりました。
お昼ごはんは横浜からのお客さんを招いているということもあり、「信州信濃はそば処」の言葉の通りそばとなりました。
ただし、あくまでも日本シルクロード学びあい講座。
ただのそばではありません。

「琴笙庵」というお店へ伺いました。
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そばの麺がやや緑ががっているのがお分かりいただけると思います。
このお店の麺には「桑の葉」が練りこまれているそうです。
肝心の御味の方も抜群でした。

お昼ごはんが終わり、いよいよタブレットPCを用いた街歩きとなりました。
上田市の原町と柳町と呼ばれる地域の古地図を参照しながら現代との比較を行うという趣旨でした。

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街道自体はそれほど変わっていないのにもかかわらず、そこにある建物は大きく変容しているところに面白みを感じました。

そして、最後に真田太平記念館にて学習のまとめを行いました。

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※今回のより詳しい写真は「おらほ放送局」にて御覧いただけます。
日本シルクロード学びあい講座2~蚕都上田編~
注)一部の環境では御覧いただけない場合がございます。ご了承下さい。
こんにちは。前川ゼミの茂木です。
遅くなりましたが、先月参加した日本シルクロード学びあい講座・港都横浜編の体験をお話したいと思います。
朝7時に上田駅集合。紅葉が色づき始める秋の陽気。いい天気に恵まれました。
車内は、参加者のみなさんの気持のよい挨拶で迎えました。
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横浜に入ると、バスで横浜道や吉田橋など、現在も残る昔の横浜を目で見て午後の学習会に備えました。
横浜の会場である、北仲BRICKに到着後、横浜近くの畑で採れる野菜など使ったお弁当をいただきました。s-DSC00786.jpg

午後は、東海大学教授の水島先生と長野大学准教授の前川先生による新しい地域学習のすすめの講義を受けました。さまざまな地域社会の映像や写真、昔の歴史を紐解いて現在とのつながりを導き、後世に残すプロジェクトを学ぶことができました。
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また、元シルク博物館部長の小泉さんの横浜開港と生糸貿易のお話。
教科書には載っていない横浜と上田をつなぐ道を教えていただけました。

上田歴史研究会の阿部さんは、信州の古文書から解明される上田・横浜の貿易を、まるで推理小説を読んでいるかのようにドキドキわくわくさせてくださいました。

卒業論文

前川道博ゼミナール4年髙橋明英です。

ブログの登場は久しぶりになります。

さて、現在前川道博ゼミナールの4年生は卒業論文の作成に取り組んでおります。個々人のテーマに則って進めているため、バラエティに富んだ内容となっております。

髙橋は「インターネット放送局~その問題点と解決策~」というテーマで出筆をしています。

インターネット放送局とは何か。どんな問題があるのか。それを解決する術は。そして、どのような活用法があるのか。そういった内容を記述しております。

このブログを書いている今(2011年11月現在)、インターネット放送局はスタジオをどこかに設計しなくてはならないのかという問題点に対して「持ち運んでしまえばいい」という内容で記述をしております。

実際に、この手法が用いられた事例としてはUSTREAMを用いたフジテレビ偏重放送に対するデモ行進の生中継がありました。

現在は、個人が自由に情報を受発信できる時代です。ただ盲目的に情報をさながら暴力のように与えられる時代は終わったのです。

ただし、情報の取捨選択をいかに行うか。それをどのように教育していくかといった問題は未だ解決の糸口が見え隠れしている段階に過ぎません。

少し真面目な内容になってしまいましたが、今回このあたりで。

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