2013年4月19日(金)、ゼミ生10名が「恵みの森」に集まり、巣箱の掃除と古い巣箱の撤去を行いました。

今シーズンは、小型巣箱(ロングタイプ)を10個設置しました。

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小型巣箱(ロングタイプ)              巣箱に運び込まれた巣材

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巣箱の中をチェック                 カスミザクラ

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ミヤマウグイスカグラ                クサボケ

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ゼミメンバー達


2012年6月15日(金)、入門・専門ゼミナールの授業で、堆肥場の土壌動物モニタリングを行いました。

今回観察した堆肥場は、2009年12月に落葉をつめたので、3回目の夏を迎えようとしています。2010年の夏にカブトムシが産卵し、成虫が翌年の夏に堆肥場から巣立って行きました。

今回のモニタリング調査では、落葉をつめてから2年半経った堆肥場を、カブトムシの幼虫が棲家として利用していることが分かりました。つまり、落葉の分解が進んだ2011年の夏にも、カブトムシが産卵していたことが確認できました。

タヌキやテンなどの天敵に幼虫が食べられないように、堆肥場の上にネットをかぶせました。

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土壌動物モニタリング調査のようす

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確認されたカブトムシの幼虫            天敵よけのネット

2012年6月18日(月)、「自然とレクリエーション」の授業で、森の宝もの探しを楽しみました。この授業では、3回にわたり、恵みの森のマスコットづくりをやりました。森で見つけた宝ものは、恵みの森のマスコットづくりの題材となるはずです。

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集めた宝ものをグループ発表

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綺麗なもの:ヒメジョン、クサフジ          スジクワガタ♀     

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マルバヌスビトハギ                 草木の葉、枝、ドングリなど

マスコットづくり

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グループのメンバーでマスコットの案を出し合う
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マスコットのデザイン案
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2012年7月2日(月)、「自然とレクリエーション」の授業で、「恵みの森マスコットコンテスト」を行いました。
最優秀作品賞は、1班の以下の作品です。
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■マスコットのPR
恵みの森をプロデュース。つつPは恵みの森をプロデュースするプロデューサー。
恵みの森を、野生果樹が豊富にとれる森にしたいと考えています。野生果樹が増えれば鳥たちに食料を提供でき、また、人々が地域の特産品として利用することもできます。そうすることで豊かな森を未来に残していけるだろうと確信しています。

デザインの工夫
森の中で相利共生関係にある、シジュウカラとガマズミをモチーフにしました。また、プロデューサーということでお腹の黒いラインをネクタイに変えました。
ネクタイのカラーは、長野大学の3つの学部を示します。

■5つの使命
①恵みの森の特徴・・・シジュウカラ、ガマズミ(野生果樹)
②人々にもたらす幸運・・・鳥たちが運んだ種子は、やがて森中に野生果樹を実らせ、私たちにも恵みを与えてくれる。
③恵みの森のPR・・・私たちは恵みの森に野生果樹を植樹した。それは私たちが利用できることはもちろんだが、恵みの森で生活するシジュウカラなどの鳥の食料にもなるだろう。
④郷土愛あるメッセージ・・・恵みの森には、野生果樹や巣箱があり、シジュウカラの住みやすい環境が作られつつある。そうした場所に鳥たちがやってきて果実を食べ、種が運ばれ、野生果樹が増えていく。そしてまた野生果樹を求めて鳥たちが訪れる… そうした連鎖がずっと続いてほしい。
⑤人々に愛されるもの・・・可愛さを表現するために頭に花を飾ったことと、全体的に丸い感じにデザインされてます。


2012年6月29日(金)、「現代社会の私たち(環境)」の授業で、森の癒し効果を唾液アミラーゼを検査して確かめる実習を行いました。

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恵みの森に行く前に、アミラーゼをチェック    目かくしゲームをやりました。
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自分の気に入った場所で、3分間じっとし、森林浴を楽しみました。
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帰ってきてから、アミラーゼをチェック       僕は癒されたのでしょうか?

2012年6月9日(土)、オープンキャンパスの環境ツーリズム学部プログラムで、ゼミ生が長野大学独自の資格講座「森の恵みクリエイター養成講座」の説明をしました。

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環境ツーリズム学部の模擬授業のようす     森クリ講座の説明

「森の恵みクリエイター養成講座」の専用Websiteはこちら

     これは何でしょうか?  ↓  
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正解は・・・ ツバメの巣です。
受付の入口で、参加者の高校生を出迎えたツバメの親子(まもなく、巣立ちするヒナ達 ↑ )
2年生8名(♂7、♀1)、3年生9名(♂9)、4年生11名(♂8、♀3)

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2012年6月8日(金)16:03 恵みの森・看板前にて撮影

2012年度は、28名のメンバーでやっていきます!

2012年6月8日(金)、入門・専門ゼミナールの授業で、立ち枯れ木の観察を行いました。

この枯れ木は、2008年6月に、林床から2.7mの高さ、縦幅20cmで、一周ぐるりと「樹皮剥ぎ」を行ったクヌギです。樹皮剥ぎを行った箇所の上は折れましたが、そこから下の幹は倒れずに残っていました。

キツツキの仲間が枯れ木に穴をあけて中の幼虫を取り出しただろう痕跡がたくさんありました。

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キツツキ類に穴をあけられたクヌギの立ち枯れ木

2012年6月8日(金)、入門・専門ゼミナールの授業で、樹木分類学実習①を実施しました。

恵みの森の主要樹木である7樹種(クヌギ、コナラ、カスミザクラ、ヤマザクラ、ウワミズザクラ、ガマズミ、ミヤマガマズミ)の葉の特徴を覚えました。

新2年生のみんな、覚えられたかな?

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2012年6月4日(月)、「自然とレクリエーション」の授業で、目かくしウォーキングと森林浴を楽しみました。人間は普段8割がたを視覚に頼って行動しています。目かくしをして視覚をシャットアウトし、聴覚、嗅覚、触覚などの感覚を使って、普段とは一味違う森の姿を感じ取ってみました。と言うより、目かくしをされると、なぜかテンションが上がり、わいわいがやがや楽しんでしまいました。

その後、ゆっくりと森林浴を楽しんでみました。耳を澄ましてみると、野鳥の鳴き声がよく聴こえましたが、この日は気温は28℃くらいまで上がり暑かったせいか、蚊などの虫がたくさん飛び回っていました。蚊に刺されて落ち着かなかった学生と、それなりにリラックスできた学生に別れました。どうやら森林浴には向かない季節があるようです。

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これは何?・・・木?                 おおお、そんなに回さないでくれ!
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寝そべって森林浴を楽しむ?            見上げると、空の青と木々の緑!

2012年6月1日(金)、入門・専門ゼミナールの授業で、ニセアカシアの花を採集しました。

癒しチームのメンバーがニセアカシアの花でアロマオイルを作ってみる予定です。
さて、うまくいくでしょうか?

ニセアカシアは繁殖力旺盛な外来植物です。上田地域では、千曲川河畔林と人里近くの森林に分布を拡大し、在来植物の生育環境を奪っています。

種子ができる前に花を摘み取ってしまえば、ニセアカシアの分布拡大をいくらかは抑えられる可能性があります。長野県では、ニセアカシアの花を天ぷらにして食しますが、その他にも分布拡大を阻止する効果的なニセアカシアの利用法があるはずです。

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6号館奥・砂利駐車場脇のニセアカシア