2012年6月15日(金)、入門・専門ゼミナールの授業で、堆肥場の土壌動物モニタリングを行いました。
今回観察した堆肥場は、2009年12月に落葉をつめたので、3回目の夏を迎えようとしています。2010年の夏にカブトムシが産卵し、成虫が翌年の夏に堆肥場から巣立って行きました。
今回のモニタリング調査では、落葉をつめてから2年半経った堆肥場を、カブトムシの幼虫が棲家として利用していることが分かりました。つまり、落葉の分解が進んだ2011年の夏にも、カブトムシが産卵していたことが確認できました。
タヌキやテンなどの天敵に幼虫が食べられないように、堆肥場の上にネットをかぶせました。
土壌動物モニタリング調査のようす
確認されたカブトムシの幼虫 天敵よけのネット