2012年7月アーカイブ

2012年6月15日(金)、入門・専門ゼミナールの授業で、堆肥場の土壌動物モニタリングを行いました。

今回観察した堆肥場は、2009年12月に落葉をつめたので、3回目の夏を迎えようとしています。2010年の夏にカブトムシが産卵し、成虫が翌年の夏に堆肥場から巣立って行きました。

今回のモニタリング調査では、落葉をつめてから2年半経った堆肥場を、カブトムシの幼虫が棲家として利用していることが分かりました。つまり、落葉の分解が進んだ2011年の夏にも、カブトムシが産卵していたことが確認できました。

タヌキやテンなどの天敵に幼虫が食べられないように、堆肥場の上にネットをかぶせました。

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土壌動物モニタリング調査のようす

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確認されたカブトムシの幼虫            天敵よけのネット

2012年6月18日(月)、「自然とレクリエーション」の授業で、森の宝もの探しを楽しみました。この授業では、3回にわたり、恵みの森のマスコットづくりをやりました。森で見つけた宝ものは、恵みの森のマスコットづくりの題材となるはずです。

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集めた宝ものをグループ発表

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綺麗なもの:ヒメジョン、クサフジ          スジクワガタ♀     

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マルバヌスビトハギ                 草木の葉、枝、ドングリなど

マスコットづくり

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グループのメンバーでマスコットの案を出し合う
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マスコットのデザイン案
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2012年7月2日(月)、「自然とレクリエーション」の授業で、「恵みの森マスコットコンテスト」を行いました。
最優秀作品賞は、1班の以下の作品です。
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■マスコットのPR
恵みの森をプロデュース。つつPは恵みの森をプロデュースするプロデューサー。
恵みの森を、野生果樹が豊富にとれる森にしたいと考えています。野生果樹が増えれば鳥たちに食料を提供でき、また、人々が地域の特産品として利用することもできます。そうすることで豊かな森を未来に残していけるだろうと確信しています。

デザインの工夫
森の中で相利共生関係にある、シジュウカラとガマズミをモチーフにしました。また、プロデューサーということでお腹の黒いラインをネクタイに変えました。
ネクタイのカラーは、長野大学の3つの学部を示します。

■5つの使命
①恵みの森の特徴・・・シジュウカラ、ガマズミ(野生果樹)
②人々にもたらす幸運・・・鳥たちが運んだ種子は、やがて森中に野生果樹を実らせ、私たちにも恵みを与えてくれる。
③恵みの森のPR・・・私たちは恵みの森に野生果樹を植樹した。それは私たちが利用できることはもちろんだが、恵みの森で生活するシジュウカラなどの鳥の食料にもなるだろう。
④郷土愛あるメッセージ・・・恵みの森には、野生果樹や巣箱があり、シジュウカラの住みやすい環境が作られつつある。そうした場所に鳥たちがやってきて果実を食べ、種が運ばれ、野生果樹が増えていく。そしてまた野生果樹を求めて鳥たちが訪れる… そうした連鎖がずっと続いてほしい。
⑤人々に愛されるもの・・・可愛さを表現するために頭に花を飾ったことと、全体的に丸い感じにデザインされてます。


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