ブログ係の太田です、本日のゼミは各グループ五章までのまとめを一区切り付けて、六章の通読・解釈を開始します。
なのですが、ゼミの開始前に、今年のモリモリカップでの競技のアンケートが行われました。
この画像の後ろの黒板に微妙に見えているのが競技の案です。
モリモリカップというのは、森ゼミが例年行っている一日スポーツ大会のようなもので、
例年はバレーボールをやってきたのですが、今年は様々な競技案を出してアンケートを行って競技を決めるようです。
中でも通常のスポーツの競技の他に、小運動会という項目もあり、
具体的な内容はまだ未定なものの、モリモリカップ長達の楽しませようという工夫が見て取れます。
さて、モリモリカップの競技について一通り話し合った所で本格的に六章の通読に入って行きます。
第四章では、利益を上げる為に、価値次元の見えないイノベーションが必要である事をメインで述べていて、
第五章では価値次元を創ったり、壊したりする方法について述べていました。
そして六章では、それらを踏まえて、どのようなイノベーションが必要なのか、具体的な議論に入って行きます。
まずは各グループの議論の様子の画像をご覧ください。
各グループ共に、必死でテキストを読み解こうとテキストにかじりついている光景が見受けられます。
それもその筈、六章では四章五章で述べられてきた大まかな話が一気に大量の具体的な方法を挙げてまとめられているので、
どの方法がどのように分類されるのか、よく考えて行かないと、内容を理解する事は難しいでしょう。
六章では、まずカテゴリーイノベーションという物が重要である事が語られ、
次に次元的なイノベーションの例として、様々なイノベーションが語られました。
私達のグループでは、五章の段階でプロジェクターを題材に自分達なりに価値次元の見えないイノベーションを考えてみたのですが、
そのイノベーションを考えるやり方も、六章の段階では次元的なイノベーションであり、
価値次元の見えないイノベーションではない、という事が述べられていて、非常に困惑した事を覚えています。
しかし、そのような失敗も、むしろ何故自分達なりのやり方が次元の見えるイノベーションなのかを深く理解するきっかけになり、
とにかくどこからでも実際に突っ込んで考えてみるという事の大切さが分かった良い経験だったように思えます。
そして、いざカテゴリーイノベーションの具体的な内容に入ろうかという所で、本日のゼミは終了しました。
今週中のグループワークや来週でテキストの内容は全て通読を終え、これからは全体を通しての論理を作り、
またその論理を使って実際に自分達でイノベーションを考えて行くという段階に入ってきます。
今まではテキストの内容を愚直に理解する事が大事でしたが、これからの解釈は各グループの特色がより出ていくと思うので、
より議論が面白くなっていくと思います。
では本日のゼミの記事はここで終了です、次回も乞うご期待!!