男たちの歩み(半生編)

部員Mくんの半生。

91年、この世に洗礼を受けて、生まれて三日で立つ。
小1で漢検8級合格。
小2で衝撃的な出会い。
小3で交通事故。三日間入院。頭蓋骨にひびが入る。
高校でチャリの左ブレーキがやられた。

そんなことはともかく、先日、部員のS君から「ヤドリギのたねとヤドカリの違いについて」レポート(1000字)を書けと指令がありました。

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意味はよくわからなかったのですが、頼まれた以上いやとは言えない。情熱的に書きました。



『ヤドカリ』『ヤドリギ』を多用しているためゲシュタルト崩壊が起こってしまいかねない危険性をはらんでいる.注意されたし.

まず,根本的な違いとしてあげられるものが,ヤドリギのタネはヤドリギ類に属する植物の種子であり,ヤドカリはヤドカリ科の中で,巻貝等の殻上の物を住みかとして背負いながら生活をする生物のこと.ということが挙げられる.

しかし,ここでは両者ともに共通して持っている要素を考察することで,その相違について,より鮮明且つ具体的に定義する.

ヤドリギとヤドカリ,共通している要素として,視覚的かつ直観的に考えられる部分,「文字」が考えられる.つまり,両者ともに4文字であり,最初の2文字『ヤド』が共通しており,「リ」という文字を共通して持っている.ここで強調しておきたいことは,『ギ』と『カ』という文字は明らかに違うということである.文字の形をみても「カ」が2画であることに対して,「ギ」は5画である,発音の点でも両者の母音は「カ=ka」はaであり「ギ=gi」は「i」である.この部分は人間の五感の内,視覚と聴覚…2つもの感覚から認識できる明らかな違いであり,この違いによって多くの人は両者を判別している.

 ここで名前の共通点と相違点が判明したが,次に名前の意味について考える.「ヤドリギ」とはつまり「宿り木」,ヤドリギが木々に寄生する植物であることを表している.たいして「ヤドカリ」は「宿借り」,殻などの自分が使用する宿を借りて生活する生物であることを表している.ここで違いとして私が言いたいことは,ヤドカリはあくまで他者の物を借りているという名前であることであり,きわめて謙虚な名前だということである.対してヤドリギというものは宿られた木に神が宿っているかのような,何とも傲慢な名前である.しかし,それも仕方がない.なぜなら,ヤドリギというものは自然の生息環境を殺す害虫を駆除し、加えてヤドリギの実を鳥が食べることで,生物多様性を維持しているからである.つまり,ヤドリギは名前が傲慢だなどとはいってはいけない,偉大な存在と言える.その点ヤドカリはどうだろうか,謙虚になってしかるべきである.


そんなことはともかく、もうすぐでクリスマスですね。さみしい俺たちは、焼き肉行きます。

と、Mくんは言っていますが、ぼくは行きません。


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このページは、ビジュアルコンピューティングが2010年12月21日 15:16に書いたブログ記事です。

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