田中ゼミでは、国立歴史民俗博物館(千葉県佐倉市)との共同研究がスタートします。
研究テーマは、「デジタル化された歴史研究情報の高度利用に関する研究」というもので、
国立歴史民俗博物館の鈴木卓治准教授を研究代表者とする研究プロジェクトとなります。
共同研究の期間は、平成22年度から平成24年度までの3年間となります。
この研究プロジェクトの目的は、日々蓄積されていくデジタル化された歴史研究資料をより高度に利用するための基礎となる具体的な研究課題を提示して、それを解に導いていくことです。
プロジェクトの詳細は、こちら
今回のプロジェクトでの田中ゼミの役割は、「デジタル展示」に関わるもので、これまで「日本刀のデジタルアーカイブ」等で我々が開発してきた美術品の3DCG再現システムを、実際の博物館でも使用できるように、実際の博物館の要望に基づいてシステムを発展させていくことです。
国立歴史民俗博物館は13万平方メートルという壮大な敷地の中に、日本の歴史や民俗に関する実物資料や複製品等、膨大な量の貴重な文化遺産が所蔵されています。
こういった膨大かつ貴重な資料を我々の手でデジタル記録・CG再現できるということに田中ゼミのメンバーは大変なやりがいを感じています。
田中ゼミ内でも重要なプロジェクトとして位置づけ、全力で取り組んでいくつもりです。
最終的な目標としては、国立歴史民俗博物館の正面玄関に、我々が開発した「文化財の3DCGデジタル展示システム(仮)」を展示することです。
我々が開発したシステムが、博物館を訪れた多くの人々に観てもらい、使用してもらえることを目指していきたいと思います。
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