入門ゼミ生の中に、大学周辺の河川において、河川改修と生物相との
関係を調べているチームがいるのですが、先日、調査河川の一つである
尾根川の上流でおもしろい水生昆虫を見つけてきました(下の写真)。
何という昆虫かわかりますか?
そう、ホタルです。体サイズや身体の模様から、おそらくゲンジボタルの
幼虫だと思われます。見つけた学生たちは、自分たちで調べてホタルの
幼虫という答えにきちんと辿り着きました。なかなかの分類能力です。
ゲンジボタルの幼虫は普段は川の中で生活をしているのですが、春頃に
川岸の土の中に潜り込んで蛹になり、羽化して成虫となります。
今 回、幼虫が採集された場所は3面護岸(川の両岸と河床をコンクリートなどで
固める改修法)が施された場所でした。川岸がコンクリートで固められていると、
彼らは蛹にはなれないはずなので、この場所で毎年繁殖しているとは考えに
くいのですが、もしかすると蛹になるために利用できる場所が近くにあるの
かもしれ ません。
来年の初夏に夜間調査を行い、ちかちか光る成虫が観察できるかどうか
確かめてみようと思います。
関係を調べているチームがいるのですが、先日、調査河川の一つである
尾根川の上流でおもしろい水生昆虫を見つけてきました(下の写真)。
何という昆虫かわかりますか?
そう、ホタルです。体サイズや身体の模様から、おそらくゲンジボタルの
幼虫だと思われます。見つけた学生たちは、自分たちで調べてホタルの
幼虫という答えにきちんと辿り着きました。なかなかの分類能力です。
ゲンジボタルの幼虫は普段は川の中で生活をしているのですが、春頃に
川岸の土の中に潜り込んで蛹になり、羽化して成虫となります。
今 回、幼虫が採集された場所は3面護岸(川の両岸と河床をコンクリートなどで
固める改修法)が施された場所でした。川岸がコンクリートで固められていると、
彼らは蛹にはなれないはずなので、この場所で毎年繁殖しているとは考えに
くいのですが、もしかすると蛹になるために利用できる場所が近くにあるの
かもしれ ません。
来年の初夏に夜間調査を行い、ちかちか光る成虫が観察できるかどうか
確かめてみようと思います。