2011年8月アーカイブ

社会福祉学部2年生は、夏休みを利用して「社会福祉基礎実習」に臨みます。
前学期「社会福祉基礎実習指導」において、10名以下の学生で構成されたグループにより、自分たちが実習する自治体の情報を収集し、実習テーマを検討し、配属先の調整などを通して事前学習を行います。


長野大学社会福祉学部では専門導入教育として、先進的な地域医療先進県としての保健・医療・福祉の連携(統合)を見聞するため、県内でも有数の先進的な取り組みを展開している自治体 (町・村)を訪問し、それらの取り組みを体験し、首長(村長や町長)や関係職員から直接お話をお聴きする機会を設けています。
資格取得のための実習ではありません。ほとんどすべての学生が対象となる初年次教育の総まとめ的で、他大学でも類を見ない学びの場が「社会福祉基礎実習」です。


8月23日から25日までの3日間、9名の学生を引率して長野県小県郡長和町(旧長門町、旧和田村)を訪問し、社会福祉基礎実習としての二泊三日を過ごしました。

初日は羽田健一郎長和町長の講話から始まりました。行政トップの首長から直接話を頂く機会など、それほど多くないことからとても有意義な経験だったと思います。その後、町内の施設見学などにより、翌日からの配属実習の状況を把握しました。


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羽田町長から講話を受ける学生たち

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町内施設を見学

二日目から三日目午前中まで、2名程度の少人数グループに別れて老人デイサービスや就労移行支援事業などの各種サービスを体験をしました。

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宿舎(旅館)の食事風景

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実習配属先にて

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最終日の反省会後に記念撮影

社会福祉学部長 伊藤英一
8月20日(土曜)、本年度5回目のオープンキャンパスが開催されました。
朝よりあいにくの雨天ではありましたが、昨年度同時期よりも多くの参加者があり、活気に満ちた一日でした。

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8月20日の受付風景(名簿チェックやスケジュール説明、資料配布など)


長野大学オープンキャンパスの特長として「ぴあメンター」という学生たちの活躍があります。
オープンキャンパスに参加された方々からのアンケートには「学生さん達の対応が良い」「誰にも、にこやかに挨拶してくれるのは嬉しいです」など、毎回多くのお褒めの言葉を頂いています。

オレンジ色のお揃いのポロシャツに身を包んだ「ぴあメンター」は誰でもなれるものではありません。積極的に打合せなどへ参加し、また上級生たちが企画する研修会にて実績を積んできたからこそ「オレンジポロ」を着る権利が与えられます。

大学における「学び」を紹介する説明者は、その学びを実践している学生たちが適任であり、自ら学んでいるからこそ「大切な視点」を伝えることができるのです。また、「あんな先輩になりたい」と「ぴあメンター」になるためにはどうしたら良いのか?と質問する参加者も居ます。

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学部紹介コーナーで参加者に説明するぴあメンター


さて、社会福祉学部学生の多くは、福祉や教育の専門家を目指しています。
この「ぴあメンター」という活動は、対人援助職や教育職員を目指す学生にとって、とても有意義な教育活動の一環でもあります。
また、人と接したり、説明することのみならず、自ら企画し、役割を分担し、連絡調整をはかるなど、一般の職業に就くためにも必要となるスキルを身につける良い機会にもなっています。

多くの参加者たちから「あんな大学生になってみたい」と思われる「ぴあメンター」に会いに来てみませんか?
社会福祉学部長 伊藤英一

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