第7回 社会福祉学部デーが11月5日(土)に実施されました。
午前中は4年生による現場実習報告や教育実習報告、研究報告や、卒業生による実践報告などがありました。
午後からは2年生による自治体・地域実習(社会福祉基礎実習)報告会としてポスター発表がありました。
発表時間前でしたが見学に来た高校生向けに説明をする学生たち
発表時間が来ると、来年度実習にいく1年生が聴講に集まりました
それぞれの発表ポスターの前で真剣なまなざしの1年生たち
自分たちの実習内容を解りやすく解説する2年生たち
自治体・地域実習とは、地域医療先進県の長野の特色を生かした本学独自の教育システムとして2001年度より専門導入教育として実施しています。
通常、2年生の夏休み期間の3日程度を利用して、県内でも先駆的な取り組みをしている自治体の特色ある取り組み(福祉などの各種サービス)を網羅的に体験・見聞します。
2年生の前期から自治体ごとに10名以下の少人数グループで準備学習を進めます。実習期間中はそのグループの仲間たちと寝食を共にし、現場での体験学習を進めて行きます。
そして、その実習での成果をまとめ、今回の発表会となりました。
学生たちにとっては初体験の事ばかりで、不安や戸惑い、混乱などもあったと思われますが、それぞれの貴重な体験は今後の学びや進路選択において有益な原体験となることでしょう。
この発表を聴講した高校生(来年度入学予定者)から次のような感想が述べられました。
「先輩方から実習内容を伺い、机の上で学ぶだけでは分からないことがたくさんあることを学びました。社会福祉学は奥が深いんだなと感じました。私にも発表する日が来ることを思うと少し緊張します。」
入学後の学修に期待したいと思います。
社会福祉学部長 伊藤英一