2010年5月アーカイブ

大学のホームページにも報告されていますように、社会福祉学部を2006年3月に卒業した上原大祐さんが5月15日土曜日午後1時からバンクーバー冬期パラリンピックの報告会を行いました。

上原さんは2006年3月に開催されたイタリア・トリノでの冬期パラリンピックにおいて、長野大学の学生としては初めてパラリンピックに出場し、アイススレッジホッケー日本代表として世界第5位となりました。
同年4月に就職され、社会人として勤務の傍ら練習を重ね、2010年3月にカナダ・バンクーバーで開催された冬期パラリンピックに再度出場する機会に恵まれ、開催国で強豪のカナダ代表を打ち破る快挙を成し遂げ、世界第2位の栄誉に輝きました。

講演中の上原さん
バンクーバー冬期パラリンピックの報告をする上原大祐さん


報告に引き続いて、同じくメダリストの野口京子准教授(ロス五輪バレーボール銅メダリスト)との対談が行われました。チームメイトとひとつの目標に向かって頑張ることの大切さなど、対人援助を志す社会福祉学部の学生には大変参考となる話が多かったと思います。

対談中の上原さんと野口先生
対談する上原大祐さんと野口京子先生(それぞれの胸に銀メダルと銅メダル)


上原さんの社会福祉援助技術演習や実習指導などを担当したこともあり、彼とじっくり話をしたり、巡回指導をしたことがつい先日のことのように思い出されます。
お互いに忙しくなってしまい、なかなか落ち着いて話をすることもできませんが、たまには大学に顔を出してもらいたいと思います。
当日は、多くの卒業生も参加してくれました。仕事を調整し休暇を取り出席してくれたNさんや、2ヶ月の息子をベビーカーに乗せて来てくれたTさんなど、久しぶりに良い笑顔にも遭遇できました。ありがとう。

卒業生の皆さん。機会があればぜひ顔を出してください。大学はいつでも歓迎いたします。

伊藤英一

社会福祉学部講師の谷田です。特別講義についてお知らせします。

 

長野大学2年次の夏休みには、合宿形式の自治体実習を行います。この実習は長野大学独自の実習で、長野県内自治体の福祉現場を体験することを目的としています。3年次の「相談援助実習」に向けたプレ(事前)実習にあたります。

5月27日、この自治体実習の準備を行う科目「社会福祉基礎実習指導」において、三四六客員准教授による特別講義が行われました。

実習で必要となる「対人コミュニケーション」をテーマにした特別講義でした。受講生の感想などは後日アップします。

 

講演中の三四六先生

 

この科目では、福祉の実践現場で活躍するOBを特別講師として招き、地域福祉の実態を学びます。また、キャリア経験豊富なコンサルタントから実習先で必要とされる基礎的なマナーや常識を学びます。このように2年次は、資格のための実習を成功させるための土台作りの年といえます。

 

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